紫外線が目に与える影響

紫外線が、皮膚に与える悪影響については、認知されるようになってきましたが、
紫外線が眼にも悪影響を与えることは、意外と知られていません。

波長の短い光線は強いエネルギーを持っているため人体に様々な影響を与えます。
可視光線に近い紫外線はビタミンDを作り出すなど非常によい部分を持ち合わせていますが、
人体が受ける照射量によって眼や皮膚に大きなダメージを与える原因となります。

近年、オゾン層の減少により、強いエネルギーを持ったUV-B(315〜280nm)と呼ばれる
比較的波長の短い紫外線の照射量が増えてきています。
UV-Bは皮膚がんやシミをつくる原因になります。

また、日常で特に多く浴びている紫外線はUV-A (400–315 nm)と呼ばれ、
可視光線に近い比較的波長が長めの紫外線です。
UV-Aは天候が曇っていても地表までたやすく届き、眼や肌の奥まで入り込みます。

紫外線は長い間蓄積されると白内障や、翼状片という病気の原因にもなります。



人は生涯に浴びる紫外線量の大半を18歳までに浴びていると言われています。
部活動など長時間屋外で過ごす学生や、外で活発に遊ぶ子供達にも紫外線対策は必須です。

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